りかさん

梨木香歩さんの『りかさん』という本を読んだ。

字が大きくて見やすく、内容も子ども向けともいえそうな感じで、1日で読み終われるくらい。




主人公のようこちゃんが、
「リカちゃん人形が欲しい」、といったら、
おばあちゃんは、自分のもっている “ りか ” 人形だと思ってしまい、
その大切な “ りかさん ” をようこちゃんにプレゼントする。


そんな勘ちがいからはじまるこのお話。
(勘ちがい、というのも必然ぽいけど(^^))


りかさん、は不思議な力をもったお人形。
というと怖いイメージも浮かぶかもしれないけれど、
大切に愛されてきたお人形は、悪さはしない。

むしろ、温かく人を包み、重く絡まりあった感情を昇華させていく。


人の意識がのり移った人形たちの会話や、
古い桜の木の精とのちょっと怖くて切ないやりとり、などなど。

目に見えないものと、現実の世界とが繋がり、世代を超えて紡がれていく出来事が、不思議でなつかしい。
とてもおもしろかった。



そしてまた、この橋渡しのような役目をしている、
ようこちゃんのおばあちゃんが素敵。
こんな存在でありたいわ(^_-)






HP 星を道しるべに

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